Monday, July 19, 2010

【自作PC】パーツ選びの際の注意点

目的に合わせて適切にパーツを選択することが大切。目的に適わないパーツを選ぶことは是非とも避けたい。以下に簡単な覚書を書いておく。ちなみに、ここでの目的は科学技術用計算である。Rocks Clustersを使ったPCクラスタの構築を念頭に置き、frontendを除くノードにはPXEブートによりOSをインストールする。
  • マザーボード
    • CPUソケットとチップセットがCPUに対応しているか。
    • BIOSがPXEブートに対応しているか。
    • オンボードのLANはGigabit Ethernet接続に対応しているか。
    • ECC-Registedメモリに対応しているか。

  • メモリ
    • ECC-Registedか。
    • SPD (Serial Presence Detect)に対応しているか。
    • bit構成が64bitか。

  • 電源
    • W数は十分か。
    • 105℃コンデンサを利用しているか。
    • ケースのサイズ(ATXとか)に対応しているか。
    • モジュラーケーブルか。
    • 80PLUS認証か。

  • グラフィックス
    • ドライバ(?)にX windows serverが対応しているか。
      • Rocks ClustersやそれがベースとしているCentOSのいくつかのバージョン(少なくともRocks 5.3, CentOS 5.4)ではドライバが対応していないためにグラフィックモードによるインストールができない。
      • CentOS wikiのHow To Configure a New Video CardはX11(on CentOS)がサポートしているVGAドライバをリストアップしていて参考になる。

  • NIC
    • パブリックネットワーク用とプライベートネットワーク用の両方のNICに当てはまる。
    • 初期設定のままでCentOS上で動作するか。
    • Hardware Compatibility Listの4.7. Network Cardsに記載されているチップセットを選ばないように。CentOSがサポートしていない可能性がある。



なお、Rocks ClustersはCentOSをベースにしているので、CentOS wikiのHardware Compatibility Listが参考になる。

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