Sunday, June 19, 2011

LaTeX,BibTeX,Beamer,Emacs,AspellをWindowsにインストール

Goal: Windows7にLaTeX、Beamer、Emacs環境を整備する。

Last Update: Oct. 24, 2012.

LaTeX + BibTeX + Beamer
  1. TeXLiveの公式ページからinstall-tl.zipをダウンロードし、展開する。
  2. 展開したフォルダの中のinstall-tl.batファイルをダブルクリックし、後は指示に従う。
  3. 自分の好みのBibTeXスタイルファイルを「C:\texlive\2010/texmf-dist\bibtex\bst」以下に保存する。
  4. 自分の好みのcolorthemeを「/texlive/2010/texmf-dist/tex/latex/beamer/themes/color/」以下にコピーする。
  5. 利用するclsファイル(.cls)を".../texlive/2010/texmf-dist/tex/latex/"以下にコピーする。
  6. コマンドプロンプトを開き、
    >mktexlsr
    と入力し、[Enter]キーを押す。
  • Excel2LaTeXもダウンロードしておこう。Excel 2010の場合、C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\Library以下にフォルダを作成して保存。
  • BibTeXは「C:\texlive\2010/texmf-dist\bibtex」にインストールされている。
  • BibTeXのスタイルファイルは「C:\texlive\2010/texmf-dist\bibtex\bst」
  • Beamerに必要なhttp://sourceforge.net/projects/latex-beamer/files/の3つのファイル"latex-beamer-xxx.tar.gz"、"pgf-xxx.tar.gz"、"xcolor-xxx.tar.gz "は「C:\texlive\2010/texmf-dist\」以下にインストールされている。
  • [FIX ME!]dvipdfmxでdviファイルをpdfに変換するとき、epsが表示されなくなる。
    • dviファイルには図がちゃんと表示される。
    • こちらを参考に\texlive\2011\texmf\dvipdfmx\dvipdfmx.cfgの中の
      D "rungs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=%v -dAutoFilterGrayImages=false -dGrayImageFilter=/FlateEncode -dAutoFilterColorImages=false -dColorImageFilter=/FlateEncode -sOutputFile='%o' '%i' -c quit"
      の"rungs"を"gswin32c"に書き換えてみたが、問題は解決せず。
    • こちらにあるようにGSViewにpathを通しても解決せず。
    • TeXLiveをインストールした新しいノートPCでは問題なく変換できた。
YaTeX
    YaTeX公式ページよりファイルをダウンロード。
  1. 自分はyatex1.76.tar.gzをダウンロードした(2012/10/24)。
    圧縮ファイルを解凍後、c:\home以下にコピー。
    こちらを参考に、Emacsの初期設定ファイルinit.elに以下を書き加える:
    (setq load-path (cons "~/yatex1.76" load-path)) (autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t) ;; YaTeX-mode (setq auto-mode-alist (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist)) (setq dvi2-command "xdvi" tex-command "platex" dviprint-command-format "dvips %s | lpr" YaTeX-kanji-code 3) ;; YaHtml-mode (setq auto-mode-alist (cons (cons "\\.html$" 'yahtml-mode) auto-mode-alist)) (autoload 'yahtml-mode "yahtml" "Yet Another HTML mode" t) (setq yahtml-www-browser "netscape")
    (add-hook 'yatex-mode-hook 'turn-on-reftex)
    を書き加える。後者は、Emacs起動時にYaTeXモードとRefTeXモードを有効にするためのもの。
NTEmacs
  1. こちらからNTEmacsをダウンロードし、実行する。
  2. c:\home\localにフォルダを展開する。
  3. ユーザー環境変数として、「HOME」を「c:\home」で定義する。
  4. c:\home\.emacs.d に、初期設定ファイルinit.elを置く。
    • こちらによれば、Emacs 22以降では~/.emacs.d以下にEmacs関連の設定ファイルを保存することが推奨されているらしい。
    • ただし、init.elは.emacsや.emacs.elが存在しない場合にのみ読み込まれるとのこと。
    • カスタマイズについてはURL1URL2が参考になる。
    • フォント設定についてはこちらが参考になる。
    • color-themeを使って色の設定を行うのも便利。
        自分は、c:\home\local\emacs\site-lisp以下に必要なファイルをダウンロードした。
  5. c:\home\.emacs.d\にEmacs Lispフォルダ「elisp」を作成し、init.elの最初にパスを通すための次の行を追加する:
    (setq load-path (cons "~/.emacs.d/elisp" load-path))

Aspell (こちらを参考にしている)
  1. 本体と辞書をこちらからダウンロードする。
  2. 本体.exeを実行し、指示に従ってインストールする。
  3. 辞書.exeを実行し、本体と同じフォルダにインストールする。
  4. 環境変数にインストールしたフォルダ内のbinを追加。例:「C:\Program Files (x86)\Aspell\bin」


コンパイル
  • Beamerで日本語を含む場合のコンパイル方法は、コマンドプロンプト上では、
    > platex filename.tex
    > dvipdfmx filename.dvi
  • Emacs上では、「M-x」を使って上記を入力してやればOK。

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