Sunday, January 1, 2012

[Intel MKL] Windowsコマンドプロンプト上でIntel MKLの乱数発生を含むコードをコンパイルする方法

コンパイルしようとしてるコードがIntel MKLの乱数発生を利用している場合のWindowsコマンドプロンプトでのコンパイルの方法についてのメモ(長い!)ただし、Intel Visual Fortranをインストールしていることが前提である。コンパイル・オプションの指定方法はアーキテクチャに依存する。以下ではインテル64アーキテクチャを前提として書くが、その他のアーキテクチャについてはNoteを参照。

手順は以下の通り:
  1. ショートカット・アイコンを利用した、自動の環境設定を行うと同時にコマンド・プロンプトを立ち上げる。
  2. コマンド・ラインに以下を入力し、ENTERキーを押す:
    "C:\...\mkl\tools\environment\mklvarsem64t.bat"
  3. ソース・コードfilename.f90を次のようなオプションを付けてコンパイルする:
    ifort filename.f90 mkl_intel_lp64.lib/mkl_intel_ilp64.lib mkl_sequential.lib mkl_core.lib
    ※static link + sequentialの例。スレッド化レイヤーに逐次(mkl_sequential.lib)を選択する場合、ランタイム・ライブラリーはしていしなくてよい。

Note: サポートされているアーキテクチャー
IA-32/IA-32 互換 mklのディレクトリ\ia32
インテル64/インテル64 互換 mklのディレクトリ\em64t
IA-64 mklのディレクトリ\ia64

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